小学校受験には公立小学校よりもメリットとなる部分が多くあります。その中でもまずはじめに挙げたいメリットが大学まで進学しやすいというところです。進学には試験も必要となりますが、内部試験による合否のため、勉強に遅れずについていってさえすれば進学が可能となります。公立小学校に通った場合は後に高校、大学と子供にとって非常に大きなストレスを抱えることになる受験が控えていますが、そうした外部受験のような大きなストレスを抱えずに進学することが出来るというのは、小学校受験の大きな魅力といえます。そして、公立小学校の場合は数年おきに教師の移動があるため、教師のレベルにむらが出来、そのむらは学習にも大きく影響します。私立小学校の場合はそうした教師の移動がありませんので、安定した教師レベルをもっと効率良く学習することが出来ます。小学校受験は公立小学校と比べこうしたメリットがあります。

我が家には縁のなかった小学校受験

わたしの住む地域は、割と大きな地方都市ではありますが、あまり小学校から受験するという子どもは周りにいません。息子たちの同級生でも、学年に一人ずついたくらいです。大都市では、小学校受験はもっと当たり前のように行われているのでしょう。小学校の受験といえば、子どもだけでなく親御さんも一生懸命になっているイメージがありますよね。テレビなどでは、親子で面接の練習をする様子や塾に子どもを通わせている様子などを、ときどき見かけることもあります。きっと有名な小学校に入学するには、保護者にもそれなりの教養や品格が必要なのでしょう。正直、私には想像もできない世界なのですが、もしうちの子供たちが受験をしたいと言ったらどうしただろう…とふとした時におもうことがあります。私自身は平凡な主婦ですが、もし子供が受験することになったら一生懸命自分も勉強するようになるのかもしれませんね。

小学校受験でチェックされる動作

小学校受験にはほとんどの場合面接があります。面接では受け答えの内容のほか、子供の動作をチェックされることもあります。本番をしっかり乗り切るために、ポイントを意識しながら面接練習をしましょう。まずチェックされるのは姿勢や座り方です。正しい姿勢できちんと座るのが基本ですが、予想外の質問などふとしたときに姿勢が崩れるときがあります。手をいじったり足をぶらぶらさせたりしないように気をつけましょう。また、イスだけでなくソファでも練習しておくといいです。工作やお絵かきの試験がある場合は使った後の道具やゴミをきちんと片付けます。普段からゴミを小さくまとめたり後始末の習慣をつけておくと本番でも自然と行うことができ好印象です。そして、意外と見落としがちなのは靴の履き方です。これだけで合否が分かれることはありませんが、印象は大分違います。靴を履き替えるときには腰を下ろさないようにしましょう。